<自分を変えたい>短気な自分を変えたい。。 仕事 会社 人間関係 怒り 悲しみ 変えたい 変化 上司 部下 親
<自分を変えたい>短気な自分を変えたい。。 仕事 会社 人間関係 怒り 悲しみ 変えたい 変化 上司 部下 親
どうもこんにちは。心理カウンセラーの永田です。
今回は「短気な自分」についてのご質問がありましたのでお答えしていきたいと思います。
このブログでは、会社を辞めたい、仕事を辞めたい、仕事に行くのが憂鬱、不安などを感じていらっしゃるあなたのためのブログです。
日替わりでテーマを変えて、あなたが少しでも心が楽になるように書いております。
今日のご質問はコチラです
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自分を変えたい。変わりたい。
どうしたら変われるでしょうか?
私は短気です。
特に自分を否定されるようなことを言われると、腹が立って言い返してしまいます。
それが他人なら我慢でき
るのですが、家族に言われると、なかなか我慢できません。
家族に対しては、反発して、ヒステリーを起こして、激しく怒鳴ってしまうこともあります。
落ち着いて相手の立場になって考えると、相手の気持ちも分かるのですが、言われた瞬間、素直に受けとめることができません。
また一旦感情的になってしまうと、感情のコントロールができず、最終的に泣いてしまいます。
大人気ないと思います。
子供の頃から自覚しているにも関わらず、なかなか直せないでいます。
こんな自分のことが嫌いです。
明るく楽しい家庭を作っていきたい、家族や周りの人たちをもっと大切にしたいので、どうしても変わりたいと思っています。
子供の為にも、もっと強くて、穏やかで、良い母親になりたいと思っています。
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今回は、仕事というよりは「自分の性格」についてのご相談をご紹介したいと思います。
怒り。
誰もが持ち合わせている感情であり、コントロールがなかなか難しいものですよね。
これが自分でコントロールできるようになったらどれだけ楽になれるか。。。
そうやって思う方も多いのではないでしょうか?
でも、実際はとても簡単にコントロールができるようになります。
それは、この感情の仕組みを知ることで理解できると思います。
怒りや悲しみといった様々な感情は
だいたい5歳くらいまでに育まれていきます。
これを心理学の専門的な言葉では「感情の分化過程」と言います。
どのような時に腹を立て、表現するのかという怒りのパターンもこの時に形成されますが
主に幼少期に経験した親からのしつけや環境が大きな要因となってきます。
他人のいう事は我慢できても家族から言われることには我慢できない。
これは誰もが当てはまるのではないでしょうか?
しかし、指摘された事や態度に対して怒りの感情が沸き起こるのは
あなたが「怒り」という感情を選んで引っ張り出して怒っているからなのです。
「そんなことない!怒りの感情が沸き起こるから怒っているんだよ!」
と思うかもしれません。
しかし、本来は、家族から言われたり、不快な態度をとられる。。という出来事があったとします。
この出来事自体は「ただの現象」にすぎません。
しかし、ここの「むかつく」や「イライラする」などの怒りの感情をくっつけて怒っているのは自分だという事です。
別に、怒りの感情を持ち出さなくとも「そっか。。そうやって思うのね」と平静を装うことだってできます。
しかし、それをしない事を選び怒ってしまうのは自分がそれを選んでいるからだといえます。
しかし、これには自分が意識しない力が多くを占めているといった方が良いでしょう。
というのも、先ほど述べたように幼少のころからの親の影響が強いからというのが理由として挙げられるからです。
自分が成人し、子供ができたり、社会に出て他人と接していく中で、その時の対応や態度として出てくるのは
やはり今までずっと一緒にいた「親」の言い方や行動の仕方が強く影響を及ぼしてくることが多いでしょう。
すると、「感情的に怒られながら幼少期を過ごしてきた」という過去があるならば、自分が今度はしつけする側になったとしても、そのような行動を選ぶ傾向にあるからです。
逆に、小さなころから「あなたは素晴らしい人間だね」と言われ続けてきたとしてら、自然と自分を尊敬し認める事が出来て、他人や自分の子供にもそのように言ってあげられる親になる確率が高いと思われます。
ですから、今までの過去をどうすることもできませんし、悔やんでも仕方ありません。
大事なのは、そのような心のメカニズムを知り、これからどうするのか?という事に焦点を当てる事です。
少なくとも、怒りや悲しみに自分の心を支配されて感情的になっているだけでも、相当なストレスを感じたり憂鬱感を味わってしまい疲れてしまいます。
そうならないように適度な感情のバランスを心がけていく事が健康に楽しく過ごせる秘訣だと思っています。
1人で悩まず、まずはお気軽にお声かけ下さい。